HOMEブログガーデニングと家族、ときどき「僕」 >ある芸術家の言葉より

ある芸術家の言葉より

佐賀のお話です

先日、第十四代 酒井田柿右衛門先生が亡くなられました。

昨晩、テレビで特集が組まれていたので車を止めてしっかり視聴させていただきました。

 

「きれいなものではなく、美しいものをつくる」

「正面から攻めろ。変わったものをつくろうと思うことがすでに逃げている」

伝統と変革、その狭間でたぶんみんな努力を必要としています。

私たちの外構工事やエクステリア工事も同じです。

どこかの雑誌から飛び出したようなモノやCADに付随したパターンを

提案する仕事の仕方、あるいはお客様の言われたままで提案もアドバイスも

ない仕事。もっと言えば「他社さんの図面を見せてください。そこから○割引き

してしますよ」とかいう最低最悪な業者の仕事。本当に情けない。

 

煉瓦の敷き込み、石の貼り方、ラインが表現する世界観、植物の意味

植生やメンテナンスを考えて、それでもあえてパワー植栽。

バラの育て方、楽しみ方、空間の意味、そこで過ごす時間の価値。

 

そんな想いを柿右衛門先生の言葉で再度気づかされました。

あなたはアーティストか、デザイナーか?

 

そんな質問には私は「デザイナー」だと答えることができます。

たくさんの作品をつくることはできませんけれども、ご縁をいただいた

皆様にはできるだけお応えしたいと思います。

 

いろんな縁が重なって今陶器の町有田へよく行くようになりました。

400年の歴史がある有田焼、再度世界への挑戦が必要です。

私がどこまでお役に立てるか未知数ですがワクワクしています。

そんな時期に耳にした今回の訃報。

私の中の何かの歯車がカチンと音を立てて動き始めました。

正面から攻めていきます!