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おしどり夫婦の由来と言われる悲しい話

京都で聴いたお話です

京都の知恩院で聴いた法話から。

 

昨日は11月22日で「良い夫婦の日」なんていわれておりますが

良い夫婦=おしどり夫婦ともいいますね。

おしどりとは感じで「鴛(えん)鴦(おう)」と書くそうですが

(えん)はオス、(おう)はメスの意味です。番になって離れない様子からおしどり夫婦というのは仲睦まじい夫婦の意味に使われますが、中国の故事に「鴛(えん)鴦(おう)の契り」と言う言葉があって、それこそがおしどり夫婦の由来だ、と教えていただきました。

 

古くは中国の戦乱の時代。ある王が家来のカンヒョウの美しい妻を盗るために、言いがかりをつけて牢獄に入れてしまいます。妻は悲しみのあまり、あの世で再会しましょうという意味の手紙を出し、自殺。カンヒョウもその手紙を受け取り、「一緒の墓に入れて欲しい」との言葉を残し後追い自殺してしまいまうのです。

 

それを怒った王様。あろうことか2人の墓を向かい合わせにし

「できるものなら、一緒になってみせるがよい」と嫌味を言います。

 

すると一晩の内に梓(あずさ)の木が両方の墓から出てきて

しばらく内に枝は伸び、根は地中で一つに繋がった。

二つの墓はこうして一つになったのです。

 

そしてこの木の枝に番(つがい)のおしどりが住み着き

一日中鳴いていたことから「鴛鴦の契り」=おしどり夫婦と

呼ばれるようになった、という話でした。

 

先日「縁は異なもの、味なもの」という言葉に触れましたが

夫婦だけでなく子どもや兄弟、親戚など友人知人、お隣さん。

多数の縁があって私たちは今、生きているのですね。

 

もしかしたら人生に意味なんて無いのかもしれないけれど

自分の人生に意味を見出し、人との縁を大事にしたいと念えるならば

いい夫婦だけでなく、いい人間関係を創れるのではないかな?

 

そんなことを京都の早朝、思いながら心晴れやかな気持ちになれました。

 

 

も存在している、という不思議。