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あんた、大切な人はおるね?

映画「悪人」のなかの台詞

福岡・佐賀・長崎で撮影され、モントリオール映画祭で賞を受賞した作品「悪人」。

 

遅ればせながら、DVDで観賞させていただきました。

 

いやぁ、本当に誰が「悪人」なのか?

なぜ「悪人」になるのか?

人の業たる「善と悪」の両面性と生活環境の関係性。

 

いろんなことを考えさせられました。

 

劇中、娘を殺された柄本明演じる父親の台詞。

 

『あんた、大切な人はおるね?その人の幸せな様子を

思っただけで、自分まで嬉しくなる、そんな人は・・・』

 

その台詞を聞きながら、家族や大切な人たちの顔が

心に浮かびます。

台詞は「今はそんなことを思う人が少なくなった」と嘆きますが

少なくとも私自身は「大切な人」がまわりにたくさんいてくれる事

にホッと安心し、そして嬉しくなりました。

 

そして逆に僕のことを、「大切だ」と思ってくれているであろう

人たちの顔も浮かびます(実際は違うかもだけど・・・)

 

人はいつでも誰でも「善人」にもなるし「悪人」にもなる。

 

環境や運や縁、タイミング、偶然、必然、自業自得、いろんな

ちょっとしたことでそれらは左右されてしまいます。

 

怖いね、そして切ないね。哀しいけれど愛おしい僕達。

 

たくさんの人を幸せにすることはできないけれど、少なくとも

自分の周りの人には、いつも笑っていてもらいたいものだ、と

しみじみ思わせてくれました。

 

いい映画を観ると、すごく得した気持ちになります。