9年前の今日の話

過去の体験。なかなか経験できないこと。

2002年4月19日。神田にある東京支店勤務だった僕は、午前中、歯医者に行き、お昼休みに会社に到着した。

 

メインバンクのSMBCから派遣されていた部長が声をかけてきた。

「おい、野田君。昼ごはんいかないか?」

 

歯医者に行き、仕事を早く済ませなければいけなかった僕は

丁寧に断り、CADで提案中の図面を作成していた。

その二時間後、会社の破産を知らされた・・・・。

 

創業80年以上、入社当時の社員は1500人超。

売上は1000億ほどあった東証一部上場企業だったけど

それはそれはあっけない最後だった。。

 

29歳と若かったこともあって、とくに困惑もしなかったし、営業の

兵隊として使い勝手がよかったからだろうがライバル企業2社から

リクルートの電話をその日にもらったことで、自信を深めて調子に

のっちゃっていたけど、今考えると既婚で家族やローンをかかえて

いた人たちは、どんな気持ちだったんだろうかと、当時の僕の反省

することばかりだ。

 

先日、16日に福岡で有志で飲み会があったらしい。

今回は欠席させていただいた。

 

当時のサラリーマンだった自分のことを思い出す。

よかったこと、悪かったこと。胸を張れる事恥ずかしいこと。

けれど、あの会社に勤めていなかったら、今、僕は佐賀の地で

お庭の仕事をすることがなかった、と思うと感慨深い。

妻との出会いも無かったわけだし、子供達との出会いもなかった。

 

人生、本当に無駄なことなんかないねぇ。

 

当時の社長は今、経験を活かした経営コンサルタントらしい。

ご活躍の様子は時々耳にする。

 

そして経営を少しだけかじった今の僕は、当時の経営陣の苦悩

のようなものを感じる。手元にある当時の会社の決算分析。

 

多分、社長、眠れていなかったのではないかな?

 

いつかお会いすることもあるかもしれないけど、その時は

僕の会社を褒めてもらえるように頑張っていこう!

 

9回目の4月19日を迎え、毎年少しずつ変わる気持ちに自身の

成長や変化を感じ、嬉しく頼もしく感じたりもします。

 

さぁ、10年後にはどんな会社になっているのでしょう?

僕が思い描く姿になっているように、頑張らなきゃね!

 

大丈夫、明けない夜はない。