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1月 睦月 January 祝い月

今さらですけど、謹賀新年。
年があけて半月がすぎました。

2017年はいい事、悪い事、ダメな事、反省する事
それでも前を向いて歩こうとする意思を確認できました。

諸々の懸案事項も年を越えたら、雲散霧消するわけもなく
今でも心に残っていますけれども、其れでもよい一年にして行く。

生きて行く事の難しさを考えると、それはそれ、これはこれ。


昨年出会った作品の中で一番心に残った作品「この世界の片隅に」
作者はこうの史代さん

原作本の最終回のタイトルは「しあはせの手紙」
とてもステキな詩でしたのでおすそ分けできたら、と。

以下引用

【しあはせの手紙】

突然失礼致します
此れは不幸の手紙ではありません
だってほら 眞冬と云ふのに
なまあたゝかい
風が吹いてゐる
(略)

ごめんなさい

いま此れを讀んだ
貴方は死にます

すゞめのおしゃべりを
聞きそびれ

たんぽゝの
綿毛を
浴びそびれ

雲間の作る
日だまりに
入りそびれ

隣りに眠る人の夢の
中すら知りそびれ

家の前の道すら全ては
踏みそびれ乍ら

ものすごい早さで
次々に記憶となって
ゆくきらめく日々を

貴方は
どうする事も出来ないで

少しづゝ
少しづゝ小さくなり
だんだんに動かなくなり

歯は欠け
目はうすく
耳は遠く

なのに其れを
しあはせだと
微笑まれ乍ら

皆が云ふのだから
さうなのかも知れない
(略)

どこにでも
宿る愛

変はりゆくこの世界の

あちこちに宿る
切れぎれの
わたしの愛

ほらご覧
いま其れも
貴方の
一部になる

例へばこんな風に
(窓に光が灯る呉の町の見開き絵)

以上、引用終了

作品中のすずさんは、今も元気でいてくれている私の祖母と同年代。
戦争を経験して昭和の時代を笑顔と涙で力強く生き抜いたであろう皆さまに想いを馳せ乍。
一緒に見たいものです。

そして、この言葉を見つけた時に

私の生命の使い方、何となくわかったような気がしたのです。

2018年は海外挑戦もなく、派手なことはいくつかしかありませんので
のんびりゆっくりお仕事させていただきます。お声かけください。

今年もよろしくおねがいします。        野田珠晃