長崎から高速道路を使って帰るときにいつも楽しみなのが
大村湾のキラキラ光る海面を見れること。

この優しい波の立たない湾を見ていると、なぜかいつも頭の中に
浮かぶのが、作家遠藤周作さんの作品の数々。
高校時代、むさぼるように読み漁った作家さんの一人が遠藤周作。
マリーアントワネット、女の一生(1.2)、海と毒薬、沈黙・・。
軽快できれいな日本語で書かれた作品が好きで、いつも単行本を
カバンにいれてましたねぇ。。。
キリシタン作品が多いので長崎が舞台の作品が多かったこともあり
作中の主人公達が見た海をいま、僕が感じられる幸せ。
勝手にそんなことを思います、いつも。
今日も美しい、春の海でした。